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先輩の声

認定看護師
高木涼子救急看護
大事な人を
失った心をケアするのも
看護師の務め

  • なぜ、救急看護認定看護師を目指そうと考えたのですか?

    看護学生の頃から「やると決めたらその道で極めたい」タイプだった私の心が1番動いたのは、ドラマやドキュメンタリー番組で人の生死に関わる救命救急の現場を見たときでした。看護師になったあとのキャリアを考えたときに「人の人生に関わる仕事がしたい」と思い、救急や緩和ケアを極めることにしたんです。

  • DMATに登録しようと思ったきっかけは何ですか?

    2011年3月、東日本大震災をこの旭中央病院で経験したことです。

    東北ほどではないものの被災し、死者も発生しました。その後、プライベートで東北に行ったとき、復興の早さを目にした一方で「景色をきれいにするだけが復興とは言えない」と思ったんですよね。人の心を癒し、いま生きている人たちの生命力を育まないと本当の復興にはならないんじゃないかなって。なのでDMATのメンバーとして、大事な人を亡くしてしまった人の心のケアをしたいと思い登録しました。

  • 救命救急センターでの仕事のやりがいを教えてください。

    救命救急センターは重症患者が24時間365日訪れる現場です。昨日まで元気だった人が突然患者になるのが当たり前。患者さん自身もそのご家族も、急に「これから入院して治療する」という事実を受け入れなくてはならないんです。そのような環境のなかで、患者さんやそのご家族が一つひとつ現実を受け入れ、自分たちの目標や未来を語ってくれると本当にうれしくなります。治療やリハビリを経て回復してくれたときは、自分がここにいる意味や価値を感じられるので大きなやりがいを感じますね。