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先輩の声

みんなの笑顔で
いっぱいの病棟です!

3年目安藤 琴音10西病棟

仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

小児科病棟で働いていて1番やりがいを感じるのは子どもたちの笑顔を見ることが出来た時です。入院時は看護師の顔を見るだけで泣いていた子どもが、入院生活を通して環境にも慣れて笑顔で退院する姿を見ると嬉しい気持ちになります。また、子ども自身が理解して処置を乗り越えられるように分かるように説明をして、乗り越えられた姿を見ると関わって良かったな、とやりがいを強く感じます。
また、現在はコロナウイルス感染症の影響もあり小児の患者だけでなく、成人患者も入院も受け入れています。年齢の幅も広く、診療科の異なる患者が入院してくることは知識や技術の不足もあり不安に感じることもありますが、幅広い知識や技術を得ることができることが病棟の強みだと思います。

へこたれたときに立ち直れたきっかけやコツは?

病棟で一緒に働いている先輩方のおかげで今までたくさんの壁を乗り越えて成長できていると感じています。私は2年目の春にどうしたら良いかな、と悩む時期がありました。そんなときに病棟の先輩方が話を聞いて、力になってくれました。自分自身でもどうして良いのか、気持ちの整理がついていない状況の中で「どうしたらできるようになる?私には何ができる?」と声をかけていただいて一緒に考えてくれる先輩がたくさんいました。
また、何気ないことですが、朝職場に行くと「おはよう、元気?」と声をかけてくれる先輩の暖かさに助けていただきました。2年目になってできることも増えて頑張らないと、と思っていた当時の私にとって周りにもっと頼って助けてもらって良いんだと思えるきっかけになりました。

看護師として「こうなりたい」というビジョンを教えてください

診察や処置に対して子どもたちは経験や知識が少ない分、大人と比較すると恐怖や不安を強く感じているのではないかと考えています。その不安や恐怖を少しでも減らして、子どもが検査や処置を乗り越えるためのきっかけを手伝えたら良いなと思っています。
また、入院生活がマイナスなイメージになってしまうのではなく、その子どもにとって人生の中で強みとして成長できるイベントになれるような看護を行っていきたいです。そのためにもまずは、社会的に弱い立場とされる子どもたちに対して、1人の同じ人間として向き合って行くことを大切にしていきたいです。

「こんな看護師になりたい」という理想像を教えてください。

毎日テキパキと業務に取り組んでいる先輩看護師が、「いちばんに考えるべきは患者さんのこと」と話してくれたとき、根本にある看護師としての熱い想いを感じました。もちろん、仕事ですから効率も大事です。でもやはり、目の前の患者さんにしっかりと向き合える看護師になりたいですね。