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先輩の声

通院する子どもたちの気持ちを
大切にしています

3年目戸村 彩小児科病棟

看護師として働くうえで、当院を選んだ理由を教えてください。

私は出身が旭市で、喘息持ちだったため子どもの頃から旭中央病院に通っていました。私が産まれたのも当院で、いろいろとご縁を感じていたんです。自分も幼いときから病院通いをしていたので、病院に来る子どもたちの辛さがよくわかります。そうした気持ちを理解してケアできればいいなと考え、小児科を希望しました。

小児科で働く中で、苦労していることはありますか?

幼い子どもとのコミュニケーションは難しいですね。丁寧に説明しても、なかなか伝わらないこともあります。先輩からは、「遊びを通じたコミュニケーションが良い」とヒントをもらいました。それ以来、子どもたちと接するときは何かしらの「遊び」を提供するようにしています。看護師同士でも、普段から「この子は、この遊びが好きだよ」と、情報をこまめに共有して工夫しているんです。

白衣からピンクのユニホームに変わったのも、そうした工夫の一つですか?

はい、そうです。看護師のアイディアで、ピンク色でミッフィーが付いたユニホームになりました。小児科に来るご家族の方から、「子どもが白衣を見ると泣いてしまう」という声を聞き、提案して変えてもらったんです。「ミッフィーだ!」「かわいいね」と、子どもたちも話しかけてくれるようになりましたね。

看護師として働く中で、どんなときにやりがいを感じますか?

患者さんの笑顔が、何よりのやりがいです。当院の「すべては患者さんのために」という理念が、とてもすてきだと思っていて。きたときはぐったりしていた子どもたちが、治療の結果、笑顔で元気にお家へと帰っていく姿を見ると、心からほっとします。