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看護局だより

2018/04/24

30年度新人看護職員研修《酸素・吸引》 2018年04月24日25日


4月もあと少し。入職してから1か月が終わろうとしています。
環境の変化、たくさん覚えること、責任という緊張・・・研修が行われるスキルセンターに来る表情に、やや疲れが見られる方もいます。

「もう少しでゴールデンウイークだから、リフレッシュできるね。」と声をかけてはみましたが、「いえ・・・1日だけ仕事が入りました。」そうでしたか・・・。2018042425-1.gif
24時間、絶え間ない現場です。いままでは日勤だけで、午後からは新人技術研修で職場を抜けることが多かったのですが、だんだんと環境と活躍の場の広がりを感じました。

この日、酸素ボンベの取り扱いと投与するマスク等の注意事項と、吸引の手技を学びました。
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研修後の言葉・・・・
2018042425-3.gif「実際は、患者さんはもっと苦しがっているから、素早く、少しでも痛くなく吸引できるようになりたい。」

「吸引カテーテルを少し入れすぎた気がする。時間も15秒以内というけど、自分で15秒息を止めたら苦しいのに、さらに吸引されるのはもっと苦しいですよね・・・。」

「先輩が『自分でも吸引中に息をとめてごらんよ』って教えてくれたからやってみたら苦しかったぁ・・。」

技術研修は単に手技を獲得できれば良いのではありません。
素直な感性、対象を考えての行動、マニュアルに沿った安全な方法を学ぶ機会です。研修で難しかったことがひとりひとり明確になれば、部署での指導にすぐに引き継ぐようにし、患者さんの特性を加えての部署内教育に反映してもらっています。