地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教育担当　
　2020年度　新人看護職員研修を3月9日の【1年のふりかえり研修】をもって修了しました。
今回の新人看護師は、看護養成校では卒業式などのセレモニーが簡略され、卒業旅行などの楽しみもコロナウィルスによって奪われました。入職した頃は、《3密》が余儀なくされ、経験したことがないウィルスの恐怖から、とにかくあまり人とは接しないようにするという時期でした。いつもなら交流の場で騒がしいくらいの新人研修が「静かに着席して待つ・近隣とのおしゃべり禁止・不必要に接触しない」場となり、衛生物品の枯渇もあり十分な演習ができず、寂しくて不安な基礎研修を体験させることになってしまいました。後半は、感染拡大予防しながらどのように研修やワークをしたらよいのかが分かってきましたが、その頃にはほとんど集合研修は終えていました。
　マスク着用が義務です。90人以上いる新人看護師も髪型と眼だけで見分けなくてはなりませんし、新人看護師同士でも「自分の病棟以外の看護師の顔を、しみじみと目から下は見たことがない」かもしれません。
　この写真も、マスク着用です。さて、どこに自分が写っているのかわかりますか？
研修修了証・記念メッセージをいただき、マスクの下は笑顔とうれし泣きの後の鼻水・・・でしょうか。