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看護局だより

2018/11/14

30年度3年目看護師看護事例研究発表会

2018年11月10日
受け持ち患者への看護展開ができるようになってきた3年目。更に根拠をもった看護実践、患者個々にあった看護実践をめざし、看護事例研究に取り組んでいます。

取り組み期間はおよそ1年間。昨年12月に説明を受け、自分で文献検索できるようになるための研修も受けました。文献学習を重ねて研究計画書を書き、夏には看護実践を終え、秋に形式に従ってまとめました。

今日はその発表会。同じ研修に取り組んだ仲間と、それぞれのレポートを読み、意見・質問を持っての参加です。

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グループには教育委員がタスクとして加わり、意見交換の様子を見守ります。時に活性化するよう意見を加えながら・・・。

 修了後、研修者からは次のような意見が寄せられました。
「他の病棟の意見を聞き、病棟の特徴や色々な看護援助があることを知ることができた」
「多くの研究内容を知ることができ、自分の看護でこれから活かしていけるところや見直すべきところがみえてきて良かった。多くの研究を学ぶことが看護の質を高めることにつながると思う」
「理論に沿った介入をすることで、自分の介入が患者にとってどういう意味があるのか評価することができた」
「だんだんと業務になってしまってきていたが、研究をとおして患者さんに寄り添った看護を第一に行動することができたと思う」
「自分の看護を振り返る機会をつくることの大切さを改めて学んだ」

看護へのやる気が高くなった方が多くいましたが、次のような感慨を抱いた方もいました。
「看護って難しい。(方法は)1つじゃなく、答えがないものと改めてわかった。最良の看護って何だろうと思った」
本当に、看護って難しい。この問いに簡単に答えを出すのではなく、考え続ける過程にこそ価値がある、ぜひ考え続けてもらいたい、と思いました。そう言う私も、考え続けねば。