閉じる

看護局だより

2017/08/30

ドローンを使って病院撮影を実施しました(M.S.)

 6月からず~っと晴れる日を狙っていたのですが、前代未聞の荒天続きによって撮影ができなかった病院航空動画撮影をようやく実施することができました。 残念ながら、この日も快晴というわけでは無かったのですが、今後の保証も無かったので半ば「強行した」というのが正しい表現かもしれません。 これまでセスナを飛ばしての撮影でしたが、2~3回の飛行チャンスのうちに撮影しなければならない事と、高価だったことを考えると相当手軽になり、よりダイナミックな映像が撮れるようになりました。 それも4K映像ですよ~★。 ・・・・当院に4Kモニタありませんでした残念。 (≧Д≦)

ドロン1.jpg
これがドローン。 はじめて見ましたが小さいです。 アスファルトの粒から想像してください。

ドロン2.jpg
こちらがもう1つの機種。 さらに小さく、虫みたいでした。 こちらのほうが性能がいいそうです。

 すごく感心したのは、リモコン操作で動かすことは想像できていましたが、GPSと連動して予め決められた飛行ルートとカメラアングルを設定したら自動運転だった事に驚き、途中で「帰ってこい」と操作すると勝手に元に戻ることに二度驚き・・・・・という感じでした。 実体験はできませんでしたが、衝突回避機能も備わっており、屋内の廊下を飛ばすこともできるそうです。
 あまり実物を見る機会が無いことから、患者さんを含めて皆、上を向いている姿が印象的でした。 ドライバーの皆さんや警備員さんも上を向いて危ないな~と思えましたが、事故が無くて良かったです。

ドロン3.jpg
 撮影を終えて帰還するドローン

 撮影は暑さとの戦いでした。 操作する人間も玉の汗をかき、私は1日で完全に日焼けしました(日焼け止めを忘れるという大失態!!)。 そして想像よりも大変だったのがドローンの熱暴走でした。 使わないときは氷で冷却しないと、システムが停止(ドローンがホバリングして待機)してしまい、何度か冷却が必要となりました。 よくよく考えたらパソコンを炎天下の路上に置いて作業をするような事といっしょですから、夏場の撮影は向かないようです。 冬は冬でバッテリー凍結があるのだとか。 難しいものですね。

 撮影の後、試写会をして終了となりましたが、空にかかったモヤが残念でした。 また空が澄んでいる季節に撮りたいですね。 今回はプロの業者さんにお願いしましたが、理事長から「ドローン買ってくれ」とは言わないよな? と釘を刺されました。 確かに面白いですが、航空法上の制限が多くあり、事前の届け出も必要とあって個人ではなかなか手が出せない事を報告しました。

 撮影の結果は、順次様々な場面で公開していきます。 お楽しみに。