地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院

先週、日越医療交流会が開催されました。

越とはベトナムのことです。（私は恥ずかしながら、この時にベトナムを漢字で越と表記すると知りました）
当院には、8人のベトナム人EPA看護師、候補生がいます。
EPAとは外務省ホームページによると
『貿易の自由化に加え、投資、人の移動、知的財産の保護や競争政策におけるルール作り、様々な分野での協力の要素等を含む、幅広い経済関係の強化を目的とする協定』とあります。
ベトナムで看護師として働き、日本語も勉強し試験を受けて候補生となり、当院に来てくれています。
この交流が始まって間もなく、Covid19の流行が始まり、院内での交流が積極的には行えない状況でした。

今回、この交流会でベトナムのこと、ベトナムの医療のこと、観光地やグルメ情報など沢山の資料など用意していただき知ることができました。

先日テレビで、日本語は外国人が習得するのに最も難しい言語のひとつだと知りました。
語学上達の一番の近道は、沢山話すこと交流することだと聞きます。その機会が半減した中で、必死に勉強し日本人と同じ国家試験を受け合格し私たちと一緒に働いてくれています。
サポート体制もあると思いますが、彼女たちのひたむきな努力があってこそだと思います。

世の中的にはCovid19は5類となりました。まだまだ注意は必要ですが、遠い国から来てくれた彼女たちと沢山交流を持てたらいいなと思います。